とよだのブログ

海辺でハンバーガー食べながら仕事するのが夢。

社会人2年目の今、学生時代より幸せだって思う

最近読んだ中で特におもしろかった本。

 

 

幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (講談社現代新書)

幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (講談社現代新書)

 

 

幸せは人によって違うけど、幸せを感じている人には共通する4つの因子がある。

 

  • 自己実現のために何かに挑戦していること
  • 多様な人と繋がりを持っていて、その繋がりに感謝していること
  • 前向きで楽観的であること
  • 自分らしさを大切にしていること

 

上の4つを全て満たしていないと幸せではない、ということではないみたいだけど、たしかに全てあてはまってたら幸せを感じやすいと思う。

 

特に楽観的な人は、挑戦しようとしてなかったり、多様な繋がりを持っていなくても、幸せを感じやすいみたい。たしかにそうだな。

 

私は楽観的な方だし、小さい頃からちょっとしたことで幸せを感じるタイプだったので、今までの人生、どちらかというと幸福度が高い方だったと思う。

 

でも、大学生の頃まで自分に自信がなかったし、就活の時とか特に、今のままの自分じゃダメだ、とか、自分を変えなきゃ、って思ってた。

 

面接の時に「あなたは何のために働きますか?」って聞かれたら「自己実現のためです」って答えるようにしてたけど、ほんとは実現したいことが明確にはなくて、ぼんやりしてた。

 

でも今は実現したいことがクリアになってきたし、自己肯定感も高まってきて、学生の時より幸福度が高いなって思う。

 

実現したいことがクリアになったのは、転職活動中に悩んだり自己分析したからだな。

 

自己肯定感が高くなったのは、年齢の離れた人から自分を肯定してもらえたことが大きい。

 

ダメな部分も注意されたけど、良い部分を言葉にして伝えてくれる人がいたので、こんな自分でも良いって言ってくれる人がいるんだって思えたことが自信につながった。

 

学生の時は、大人になったら自由に旅行も行けないし、毎日朝から晩まで働いて、大変なことばかりって思ってたけど、大人になるといいこともあるもんだね。

 

 

 

それから、この本で特にいいなって思った部分があって、「好きじゃない人とは仲良くしなくてもいい」っていう話なんだけど。

 

本の学校では、「みんなと仲良くしましょう」って教えがちだけど、アメリカの学校では、「好きじゃない人とは仲良くしなくてもいい。だけど、好きじゃない人の意見も好きな人と同じように尊重して、その人と協力して質の高い成果を上げられるように知性を身につけましょう」って教えてる。って。

 

これは救われた気持ちになった。

 

なんとなく、人を嫌いになるのは良くないことだって思ってたから。

 

将来子どもが生まれたらこの話をしたいなー。

 

学生に「大人になるって楽しいよー!」って言えるような大人になりたいなー。